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2004年12月09日
nuero societiaのサークル参加に見るコミケットの理念
石投げないでくださいよ(マテ
wataさんのサウンドプロジェクト『nuero societia』が今度の冬コミで新作を出すそうなのですが、これについて私は首をかしげるばかりです。私の覚えている限りでは、nuero societiaはwataさん名義のサウンドクリエイトプロジェクトなはずで、直接的な表現で言えば「プロの作り出す、プロによる商業向け作品」であると言えると思います。実際価格には消費税が入ってますし、初めから商業用のモノであることは間違いないと思っています。(同人作品もショップに卸せば消費税つきますけどねw
↑の私の解釈が間違っていてもそれはそれでいいのですが、問題はこのwataさんのプロジェクトが同人サークルとしての活動であると言えるかどうかです。
wataさんのサイトの新作の説明を見ると、
コミックマーケット67にて先行リリース!(確実に手に入れるにはコミックマーケット67にて購入される事をオススメ致します。)
とあります。リリースの意味は「CD・ビデオなどを,新たに発売すること(goo辞書)」、購入は読んで字のごとくです。
直接的に言わせてもらえれば、wataさん(とそのバックにいるであろう方々)はコミケの理念を知らないんじゃないだろうか、ということ、そしてそんなwataさんとゆかいな仲間たちがコミケにサークルで参加することは間違っている、といったところです。
コミケットの開催理念は今更言うまでもありませんが、「マンガ、アニメ、ゲーム、小説及びその周辺ジャンルにおける表現の可能性を追及する場」で、「それを他者に向けてアピールする場」でもあります。コミケットに来る人は全員「参加者」であり、例外はありません。アマチュアのための表現の場であるコミケットには、「客」はいませんし、同人誌やグッズは「販売」するものではありません。「頒布」し、他の参加者に見てもらうものです。
その点企業ブースはどうなの?と思う方も多いと思いますが、企業ブースも「企業の為の表現の場」であり、「プロとかアマチュアといった立場の差を越えて、表現と言う多用な可能性をもう一度考える」ためのスペースです。(とコミケット準備会は言っていますが…
今回の話の論点を凝縮すると、次の2つです。
1.wataさんのプロジェクト『nuero societia』が同人サークルなのか否か
2.CDの先行リリースだけという状況が、コミケットの理念に反している
1についてはサイトで公式の見解が出てないので微妙ですが、2に関しては以下の文を読んでみて考えてください。
wataさんの新作CDは、コミケでの先行リリース扱いとなっています。おそらくこの後ショップに卸され、商品として販売されることでしょう。
コミケットは毎回、多くの参加希望サークルを抽選で落としています。コミケを貴重な自己表現の場として参加を希望する多くのサークルが落選している中、ただの「CDの先行リリースの場」としてサークルスペースを取っているnuero societiaは、コミケに参加することがふさわしくないと言い切ってもいいと思っています。それもひとつの表現である、と言われれば確かにそうであるとも言えますし、私がwataさんのサイトの表現を誤解して、揚げ足を取っているだけかもしれません。ですが、落選したサークルが涙をのんでいる中でショップ扱いが決まっているCDの先行リリースだけ、本人も来ないでは、ちょっとどうかな…と思ってしまいます。
当日、wataさん抜きで「販売」を行う方々には、しっかりと表現の可能性を追及してもらいたいものです。
投稿者 樟葉 更和 : 2004年12月09日 19:55
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コメント
激しく同意。
商業でスペース取れる物販商品なら
大々的に掲げてコミケで売ることない。
一人減ったくらいでみんなが受かるわけじゃないけど。
投稿者 しにゃ : 2004年12月09日 21:07
私も同意。
企業ブースのVAで一緒に出せばいいのに…なんで一般参加なんだろ…。
わけわかりません…。
投稿者 NG : 2004年12月09日 21:25
ここで愚痴を言うより、直接メールした方がイイと思います。
返事が来るかどうかはわかりませんが。
投稿者 智三 : 2004年12月09日 21:54
この点に関しては今回の主題とはあまり関係ない事のようなので、聞き流して下さればいいですが…。
『消費税が入っているから商業用の物である』という解釈に関しては間違っているかと。
消費税は年間の収入=年商(注,所得では有りません)が1000万を越えた次点で納税しなければなりません。これは法人のみならず個人でも必ず発生する義務です。
例えば、原価500円のCDをそのまま500円で売り、全く黒字を出さないで活動したとしても、2万枚を売り上げ年商が1000万に達してしまえばその次点で消費税の徴収・納税の義務が発生します。この様な事もあるので、税込の価格で頒布されてるとしても、一概に商業用の物であるとは言えないかと思います。
しかし何を以て商業と活動している、とするかの線引きは難しいですね。
この件に関しては同人ショップのみではなくヤマギワ等でも販売が行われている様なので、商業的な部分が非常に強いようですが…。
一般流通に乗せてしまえば商業的と判断して間違いないと思いますが、昨今の同人ショップへの委託もここまで規模が大きくなると極めて商業的な気もします。
しかし委託しているサークルを全て商業的としてサークルとして参加する事を禁止する訳にもいきませんし…。
個人的にはどうにも結論が出ず、もやもやした思いです。
投稿者 ser : 2004年12月09日 22:03
>serさん
消費税の件に関しては全くその通りですね。捕捉ありがとうございます。
wataさんって年商1000万レベルなのかぁ…と思いました(何
コメント欄で読みにくいですが捕捉を。
I-Airさんの反応を読んでいて思ったのが、「wataさんのCDがインディーズ扱いである」ということです。確かにメジャーとインディーズは線引きが難しいところもありますが、インディーズ活動としてやっているならサークル参加で売り出す理由はある程度容認できます。
でも、メジャーとインディーズの線引きが難しいのと同様、インディーズ活動と同人のそれも難しいですよね。コミケだけの頒布ならまだしも、先行販売だけというのがやはり問題ですし。
I-Airさんは「I'veがビジュアルアーツブースでCDを販売していることからもコミケで出すなら企業ブースで出すのが筋でしょうね。」とも言ってますが、まさにその通りだと思います。一般流通に乗ってない=インディーズなら、I'veもインディーズですからね。
この辺は別途書くのもいいかもしれません。
I-Air http://i-air.s58.xrea.com/
投稿者 更和@管理人 : 2004年12月09日 22:18
wata氏の作品ですが
作品の完成度や参加アーティストなど仕上がりは明らかに商業レベルといえます。
しかし内容的には個人の趣味が色濃く出たものであり、その点では他の音楽サークルと違いはないと思われます。
おそらくwata氏は商業では発表できないような趣味的な作品を発表する場としてコミケを考えているのでしょう。
だからコミケの開催理念にも反してはいないと思います。
でも皆さんが釈然としないっていうのも分かります。
やり方がなんかいかにも露骨にCDを売ろうというふうにとれてしまいます。
地道にやっている人が怒りたくなるのも無理ないです。
でものせられてると知りつつもやっぱり見ちゃうと欲しくなるんですよね…
投稿者 touka : 2004年12月10日 00:01
追記;
そんなこと言い出したらショップ委託は完全に否定されちゃうのはわかってはいるんですけどね…
投稿者 touka : 2004年12月10日 00:12
実際には難しい問題ですね。
wataさんの例えでいくなら、商業誌で漫画を描いている漫画家さんが同人誌を描いて配布しているのも問題あることになるんでしょうか?
・・・・・・全然関係ない話で腰を折って申し訳ないです(汗
ただ、こういう話が出てくるあたり夏コミの時と同様にコミケの転換期が迫ってきているのかあと考えちゃいますね。
投稿者 草薙 静流 : 2004年12月10日 01:16
